CARE LABELLING OF TEXTILE GOODS商品のお取扱い方法
WATCH 腕時計
腕時計各部の名称

腕時計のしくみ(クオーツ時計)
クオーツ時計とは、電池を動力源とした時計で、水晶に電圧をかけると、
正確に1秒間に32,768回振動する効果を利用して、時を刻むことが出来る時計です。

月差
機械式時計と違い、月差±15秒程度(時計によっては年差15秒以下)と非常に精度が高い時計です。
注意点
時計が止まったら、早めの電池交換をおすすめします。
電池が切れた状態で長時間経つと、電池から液モレが発生して、故障の原因となります。
腕時計のしくみ(機械式時計)
機械式時計とは、ゼンマイを巻き上げて元に戻ろうとする力を動力として動く時計です。

≪自動巻≫
時計を着けた腕の動きで、時計内部の「ローター」といわれるオモリが回転してゼンマイを巻き上げる方式です。リューズを操作して手巻きも出来るタイプがほとんどで「オートマチック」と呼ばれています。
≪手巻≫
リューズを手で巻くことでゼンマイを巻き上げる方式です。

日差と巻き上げ時間
機械式時計は1日に10秒から20秒のずれ(日差)が生じます。高精度認定である「クロノメーター」であっても、-4秒~+6秒のずれが生じることがあります。ゼンマイの持続時間は時計にもよりますが40時間程度です。このため手巻き式時計を毎日使用する場合は1日に1回ゼンマイを巻く必要があります。なるべく同じ時間に巻き上げると、進んだり遅れたりしにくくなります。
お取扱いについて
時刻合わせ
時計を腕から外し、リューズをまっすぐに引き出します(ねじ込みタイプもあります)。1段引いてカレンダー修正、2段引いて時刻修正のタイプが一般的です。
注意点
カレンダーを修正する場合、午後8時から午前4時の間は時計の構造上お避けください。どうしても調整しなければならない場合は、午後8時から午前4時より進めてから修正して、その後正しい時刻にあわせてください。また使用しない場合でも、1ヶ月に一度はゼンマイを巻くことをお勧めします(機械の油切れを防ぐため)。
※詳しくは各メーカーの取扱い説明書をご確認ください。
防水性について
時計には防水のものと、非防水のものがあります。
お買い上げいただいた時計の防水性能を確認し、目的にあった使い方をお願いします。
※下記の内容は一般的な目安です。詳しくは各メーカーの説明書をご確認ください。
※お風呂(特に温泉)やサウナ等での使用はお避けください。

普段のお手入れ方法
毎日使う時計は油(汗)汚れ、ほこりなどによりだんだん汚れてきます。
時計拭き等でこまめに拭きましょう。
※時計拭きやメガネ拭きなど金属やガラスなどが傷つかないやわらかい布で乾拭きおすすめします。
ケース
ナイロン歯ブラシやつまようじなどで細かいゴミをかき出し、時計拭き等で全体の汚れをふき取ります。
金属製のベルト
ゴールド・シルバーのベルトは、傷つきやすく、汚れがつくと輝きがなくなります。使用後は乾いた布で拭きましょう。
ステンレス・スチール(S・S)のベルトは、汗や水の影響で錆びることがあります。中性洗剤の水溶液の中につけて歯ブラシで軽くこすればきれいになります。
※防水タイプでない時計のベルトを洗う時は、時計本体に水がかからないように注意してください。
革製のベルト
革は湿気に弱い為、こまめに乾いた布で拭き、直射日光の当たらない風通しの良い場所に置きましょう。また素材の特性上、劣化も早い為、定期的な交換をおすすめします。
腕時計の保管方法
時計にとっては、ほこり・湿気、高温が大敵です。「時計専用の保管ボックス」で保管することをおすすめします。また防虫剤(ショウノウなど)が入ったタンスは機械の油を変質させる場合があるのでご注意ください。
日常の注意点
大きな衝撃を与えないでください。
時計は精密機器です。激しいスポーツや、振動が加わるような時は外しましょう。
磁気にご注意ください。
時計は磁気を帯びると時間が狂ったり、故障の原因にもなります。パソコン・テレビ・スピーカー・磁気ネックレスなどの近くに放置をしないでください。(5cm以内に置かないようにしましょう)また、携帯電話と一緒にバッグなどに入れないようにしてください。

修理・メンテナンスのご案内
お気に入りの時計を永くご愛用いただくために定期的なメンテナンスをおすすめします。
≪電池交換≫
時計が止まったら早めの交換をおすすめします。
≪オーバーホール≫
オーバーホール(OH)とは、時計を分解し、掃除や調整をすることで、時計の機能の維持と回復をすることです。大切な時計を少しでも長くお使いいただくためにも、機械式時計は3年に1度、クオーツ時計では5~6年に一度のオーバーホールをおすすめします。
≪防水テスト≫
潜水(防水)時計は年に一度点検しましょう。
