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みどりのスポット

中野マルイ 2015夏のいきもの調査 ご報告

〈水辺の庭〉 池を覗き込む子どもたち

中野マルイ「四季の庭・水辺の庭」にて、のいきもの調査を実施しました。

この調査は、庭の生物多様性保全や価値の向上を目指して行なっているものです。

調査は2012年から継続して行なっており、夏の調査は今回で4回目になります。

 

生態計画研究所の先生方をはじめ、中野区役所の職員の方々や中野区で活躍されているNPO法人の方々、近隣の小学生にもご参加いただき、賑やかな調査となりました。中野マルイの四季の庭・水辺の庭からスタートし、近隣の桃園町会エリアまで足を伸ばして、かこい桃園公園で調査を終了しました。当日は午後から雨が…。当日の天候だけなく、今年は長雨と猛暑日が続いた影響で、特に昆虫類は多くの種類は見られませんでしたが、そんな中でも確認することができた“いきものたち”をご紹介します。

スズメの幼鳥

巣箱に色を塗っている様子

四季の庭・水辺の庭で見られた鳥類は、キジバト、ハシブトガラス、シジュウカラ、スズメ、カワラバト(外来種)の5種類。シジュウカラやスズメは、今後、巣箱の設置を予定しており、巣箱を利用しての繁殖が期待されます。先日、その巣箱に色を塗るイベントも開催されました♪ たくさんのお子さんが参加され、カラフルな巣箱が完成しました。カエデの木では、キジバトのヒナがかえり、キジバトのつがいがヒナを育てている様子が確認され、 樹木が大きく育ち、緑の量が増えた結果、四季の庭は“いのちが育まれる場所”になってきました。

初!クロスジギンヤンマのヤゴを発見

調査ではお馴染みのオンブバッタ

紫がきれいなヤマトシジミ

最近では希少なオオミノガ

多いときには29種類が見られた昆虫ですが、長雨と気温の影響により、今回は17種類の昆虫を確認しました。トンボ類では、クロスジギンヤンマのヤゴが初めて観察されました★
バッタ類は、昨年に引き続き、カネタタキやオンブバッタの姿が見られ、生息環境として定着していることがうかがえます。
チョウ類ではアゲハやヤマトシジミが4年連続で確認され、ミノムシの仲間で今では希少と言われるオオミノガが初めて確認されました! 1995年以降、中国原産の寄生バエの影響によりオオミノガは激減したと言われています。
開花植物は30種類が確認され、キンミズヒキやゲンノショウコ、ミソハギには、チョウやハチ類が蜜を吸いに集う様子が見られました。また今回初めて、ナナミノキやハナモモ、ザクロ等が開花し実を結んでいました。


【中野マルイ周辺や桃園町会エリアで見られたいきものたち】


色鮮やかなアオスジアゲハ

キツツキ科のコゲラ

スタッフの頭上にハラビロカマキリ!

子どもたちに人気★アゲハの幼虫

2012年夏の調査以来、累計で鳥は8種類、昆虫に至っては57種類が確認されました。昆虫については、周辺で確認された数を合わせると、100種類になるだろうと生態計画研究所の先生からご報告をいただきました。調査の度に、初めて確認されるいきものが加わったり、「水辺がある」ということと、様々な樹木や植物の存在が、たくさんのいきものたちが集まる環境につながっているようです。
2014年に「都市のオアシス」に認定されたこの四季の庭・水辺の庭が、今後もより多くのいきものたちとお客さまや地域住民の方々にとっての『憩いの場所』となるよう、努力してまいります。近くにお立ち寄りの際は、ぜひみどりを体感しにいらしてください♪

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